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みなさん、こんにちは。
管理人のAya(@nekura929)です。
✓ 私がおすすめする配色パターン12選ご紹介!
✓ ネットで見つけた配色パターン100選を使って着物コーデに当てはめてみたら・・・💡
✓ 着物初心者に最強の着物〇〇〇
✓ 自由な着物コーデも注意が必要な場合3つ
✓ 五つ紋には意外な効果があった!!
目次
1.着物初心者が悩む「色」の合わせ方について
私自身もそうだったのですが、かわいい着物を見つけたとき「どんな帯が合うんだろう?」「柄もたくさん入っているし、色使いも多いし、この帯で合うのかな?」なんて考えこんでしまうことってありませんか?
洋服を選ぶとき以上に着物のコーディネートって悩んでしまいますよね。
ですが、配色パターンやおさえとくべき着物の種類を知っておくと「悩む時間」が「楽しい時間」に様変わりしちゃうのです!
私も「この色とこの色の組み合わせなら絶対合う!」ということがわかってからは、着物のコーディネートを考えるのがワクワクします。
着物の色合わせやコーディネートに迷ったら是非、続きをお読みください☆
2.私がおすすめする配色12選
私が所持している着物や帯で色の組み合わせを考えたところ、恐らくこの12パターンであれば外すことはないな、と実感しております。
まずは☟をご覧ください。
これらは、着物の色と帯の色を逆にしても合うと思っています。
物は試しでお手持ちの着物や帯があれば是非、合わせてみてください。
着物の柄に使用されてる色を選ぶと、コーディネートもまとまりやすくなります☻
また、最終兵器として「黒」か「白」の帯を用意しておけばどんな着物にも合うので1つ持っておくと安心ですね♡
2-1.ネットでみつけた配色パターン100選を着物に応用してみる
ネットで配色について調べたところ、こんなサイトを見つけました☟
サイトを見ていただくと、このような画面が出てきます☟
こちらの配色を参考に、それぞれの色を「着物」「帯」「帯揚げ」「帯締め」に当てはめて考えてみました。
当てはめて考えたものを図に表してみました。
いかがでしょう?
コーディネートとして、かなり出来上がっておりませんか?
こちらのサイトでは100パターンもの配色がご紹介されておりますので「着物」「帯」「帯揚げ」「帯締め」にそれぞれ色を当てはめてコーディネートを考えるのも楽しいのではないでしょうか♪
4色×100パターンはかなり汎用性が高く、コーディネートの幅がものすごく広がるのではないかと思っています。
是非、参考になさってみてください☆
2-2.着物初心者におすすめ「色無地」最強説
初めて着物を買う際、自分が「かわいい」「きれい」「すてき」と思ったものを買うのがよいとお話させていただきました。
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そうは言っても「かわいい着物なんてたくさんあるし、どれを選んだらいいかわかりません!」という方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
そんなときに心の底からおすすめしたい着物が1つあります!
それが、
色無地の着物
です!!
色無地をおすすめする理由は、
・フォーマル着としても普段着物としても両用できる
・どんな帯でも映える
・1着あれば帯や小物を変えるだけで印象を変えられる
以上3つがおすすめする理由です。
どんなに派手な帯でも色無地であれば、コーディネートを崩すことはありませんしアレコレ悩む時間が激減すると思います。
色無地はカラー展開が豊富なので自分の好きな色や自分に合う色を選んだり、個人的に汎用性が高いと思う色は「紫」「ネイビー」あたりなので楽しんで選んでみてください♪
3.着物のコーディネートは基本自由!その中でも注意すべきこと
着物というと、TPOをわきまえたコーディネートにしたり「格」を考えなければならないというのが世の中の常識かと思います。
しかし、個人的には冠婚葬祭以外であれば何を着てもよいと思っております。
自分が着たいものを着て、誰かを傷つけることなんてありませんよね?
誰にも迷惑かけていないのですから、好きなものを好きなように着るのが基本的な和装の考え方だと思います。
しかし、そうは言っても最低限注意すべきところは知っておいた方がよいですよね。
着物のコーディネートを考える際、注意すべき3つをお伝えいたします。
①礼装・略礼装・普段着の3種類を知っておく
着物には「格」が存在することは先にお伝え済みですね。
「格」というと、かなりかしこまってしまいますがいわゆる何処に・どんな種類の着物を着ていくのがよいのかを現した言葉ですね。
着物の「格」は以下、3つの通りになります。
☛ 礼装(第一礼装):黒紋付(喪服)・黒留袖・打掛・振袖
☛ 略礼装(準礼装):色留袖・訪問着・付け下げ・色無地など
☛ 普段着物 :小紋、紬など
上が1番「格」が高く、下が1番「格」が低い着物となります。
礼装となると、帯や小物もそれにふさわしいものを身につけなければならないため、注意が必要です。
②冠婚葬祭に出席する場合
親族や友人の結婚式に招待されたり、反対にお通夜や葬式に参列する機会も長い人生ありますよね。
結婚式の場合、親族や新郎新婦のご意向に沿った装いで臨むべきかと思います。
親族側であれば「黒留袖」「色留袖」未婚に限り「振袖」、ご友人の式に参列する場合は「訪問着」「付け下げ」未婚に限り「振袖」が望ましいかと思います。
そして、特に気をつけなければならないと個人的に思うのは葬式です。
「終わりよければすべてよし」という言葉もあるように、人が亡くなる最後の式典だけは故人を偲び、故人や親族に配慮した装いが望ましいと言えます。
故人が近しい親族であれば、最高位である「黒紋付(喪服)」、離れたご親族であれば「色喪服」がおすすめです。
但し、不祝儀の場に着物で参列する際には事前に親族に相談するのが望ましいでしょう。
最近では喪主の方ですら、着物をお召しにならない場合が多いので着物で参列すると「故人と親しい間柄だったのか?」などとこちらの意図としない受け止め方をされる可能性があるからです。
それでも着物で参列するということは、時間をかけ、心をこめてお着付けをするということです。
故人への感謝と故人を偲ぶには1番ふさわしい装いと言ってもよいのではないでしょうか。
③「紋」の意味を知っておく
着物によっては「紋」が入っているのをご存知でしょうか?
特に第一礼装である「黒留袖」と「黒紋付(喪服)」には五つ紋が必ず入っています。
五つ紋とは、
・背紋
・抱き紋(左右1箇所ずつ)
・袖紋(左右1箇所ずつ)
計5つの紋のことです。
五つ紋が入った着物=格は最高位となりますのでとってもわかりやすいのですが、三つ紋や一つ紋といったものも存在します。
略礼装の部類である「色留袖」ですが、五つ紋を入れると第一礼装に昇格したり、結婚式への参列や茶会には一つ紋の入った訪問着が望ましいなど私ですら理解できない非常に複雑な「紋ルール」が存在します。
着物初心者の方は「五つ紋」だけ押さえておいて、他の紋については気になれば追々勉強していけばよいと思いますよ☻
・・・いかがでしたでしょうか?
着物って何でも難しく考えがちですが、悩む時間がもったいないですしコーディネートを考える時間を「ワクワク楽しい時間」に思ってほしくて今回、記事にさせていただきました。
着物を着る前日もコーディネートを考えながら楽しんじゃいましょう!
ここまでお読みいただき、ありごとうございました(^人^)