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みなさん、こんにちは。
管理人のAya(@nekura929)です。
私はネイルをとっても楽しんでおりますが、実はアメブロで
お着付けを学ぶ身としてネイルはどうなの?
というようなメッセージをいただいたことがありました。
お着付けと指先について、アメブロでも記事にしておりますが
せっかくなのでこちらでも記事にしたいと思います☆
1.着付け師の爪が気になる問題
私は恥ずかしながら、全然意識したことがなかったのですが・・・。
人によっては、着付け師さんの爪がネイルアートで華やかですと
気になるお客様もいらっしゃるようなんです。

知らなかった~!!!
メッセージでご指摘いただいた際、以下のようなことをおっしゃっておりました。
✔ 派手な色のネイルが気になる
✔ 下手すると嫌悪感すら感じることもある
✔ アートしてる場合、着物を傷つける可能性がある
✔ 長い爪で傷つける可能性がある
✔ 着付け師を目指すなら、ネイルはしない方がよい
人によっては上記のような気持ちになるのは
十分あり得るな、と思いました。
着物や帯はウン十万、ウン百万円するのが割と普通だったりします。
また、お祖母さまから受け継いだものだったり
お母さまやご親戚からいただいたりして大切なお召し物だったりします。
そんな大切なお着物を着付け師の指先によって
傷つけては大変なことになりますし
着付け中にお客様の身体を傷つけてしまっては言語道断です!!
ですので、指先ケアは非常に大切なことなんだと実感したのでありました。
2.お着付け前の指先チェック
では、お着付けする前にどんな点を気をつけたらよいのでしょうか?
メッセージをいただく前、ちょうど
他装の勉強を始めたタイミングだったこともあり
着付けの先生より指先に関してご指導いただいておりましたので
そちらを簡単にまとめておきます☆
☑ 爪の長さは適当か
⇒長すぎてもダメ、深爪すぎても痛いので長さは重要です。
☑ ネイルアートで着物を傷つけないか
⇒立体的なアートをしてる場合、引っかかっる可能性があります。
☑ ささくれは出来ていないか
⇒ささくれが引っかかって流血する可能性があり、着物に付着する可能性があります。
☑ 切り傷や怪我はしていないか
⇒こちらも上記同様流血する可能性があり、着物に付着する可能性があります。
☑ 指輪をしていないか
☑ 時計やブレスレットはしていないか
☑ ハンドクリームやネイルオイルは使用していないか
⇒油分が着物に付着するとシミの原因になります。
☑ お着付け前は手洗い又はアルコールティッシュで拭く
⇒ばい菌や手汗・手の油を取り除くため。特に油が着物に付着するとシミになる可能性があります。
ザッと挙げると、これだけチェック項目があります( ゚Д゚)
お着付けって結構神経使いますね(汗)
3.とはいえハンドモデルではないので難しいことも・・・
チェック項目を羅列させていただきましたが正直
ハンドモデルではない限り、かなり難しくないですか!?

私は難しいです・・・。
特にささくれや切り傷など気をつけていても出来てしまうものですよね(;´Д`)
また、昨今のコロナ禍によりアルコールで手を除菌する頻度も格段に増え
手先は乾燥でボロボロ・・・。
コピー用紙を使用した際、ちょっとのことで指先を切ってしまったり・・・。
チェック項目を完全に死守するのは、とても難しいことだと思います。
ですが、《知っている》のと《知らない》のでは雲泥の差!!
ご依頼してくださった方のお着物や帯を大切に大切に扱わせていただくのが
着付け師としての心構えだと思ってます。
ですから、指先に対しても気を配るのは当然のことかもしれませんね♡
4.着付け師だってネイルはアリ!!
散々、指先に対して配慮すべきと記載させていただきましたが
私は着付け師でもネイルをすることは全然アリだと思ってます(*´ω`*)
理由は以下の通り↓
・やすりをかけて整えるため、爪がギザギザしない
・ジェルでコーティングすれば爪が強化されるため、折れる可能性が低い
・爪先を大切にしたいと思うため、ケアを怠らなくなる
・爪を噛む癖がなくなる ※爪を噛む癖がある場合
・巻き爪が緩和される可能性がある
・単純にモチベーションが上がる♡
私の場合、年単位でネイルをやっていることもあり
かなり自爪が弱っているのを感じます。
自爪が弱い=爪が折れやすく、ギザギザしたり尖ってしまったりして
お客様のお身体や着物を傷つけてしまう可能性があります。
また、お着付け中に爪が折れてしまって痛みを伴ったり出血してしまっては
お着付けをして差し上げることが難しくなってしまうことも考えられます。
ですので、ジェルなどで爪を強化してお着付けに臨むことは
むしろお互いのためだと考えます(`・ω・´)

☚こんな爪の長いネイルは言語道断ですがwww
というわけで「着付け師だからネイルはしていけない」なんて
これっぽちも思っておりません。
それでもネイルをした着付け師を不快に思われる方がいれば
やはり、そういう方に依頼をしないのがお互いのためかと思います。
私はまだ勉強中の身ですが今後、人様に
お着付けをさせていただく機会があっても
ネイルを辞めることはないと思います(*^▽^*)
ですので「私はネイルをしています!!」ということは
オープンにしておきます♡
ではでは、ここまでお読みいただきありがとうございました(^人^)