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みなさん、こんにちは。
管理人のAya(@nekura929)です。
昨日おひとりさまで行きました《きもの展》の感想を
つらつらと述べさせていただければと思いますので
どうぞ、お付き合いくださいませm(__)m

まず、東京国立博物館にて開催中の特別展「きもの KIMONO」の
公式サイトはこちら☟
観覧には事前予約が必要となっておりますので、ご注意ください!
事前予約しないと入場はできませんm(__)m
目次
1.「きもの展」というからには着物の方がたくさん!?
さて、本題の前に・・・。
「きもの展」というからには、来場者の方はほとんど着物なのかな?と
勝手に妄想&若干の恐怖を抱きながら(笑)トーハクまで向かいました。
ところがどっこい!!
着物人口は1割くらいでしたでしょうか。
来場者の方はほとんど洋装をお召しになられておりました(*゚▽゚*)

これはちょっと意外でした♪
ですので「着物には興味あるんだけど・・・」とお思いの方がいらっしゃれば
是非、洋服でも全く問題ないので遊びに行ってみてください♡
むしろ、着物の方が少なすぎて驚きを隠せませんでした(笑)
逆にこれだけ着物に興味を持っていただけるのは
本当に嬉しいことですね♪(何目線)
2.展示品は「とにかくスゴい」に尽きる
今回、私は《音声ガイド》をレンタルしそれを聞きながら見て回りました。
ですので耳からも、そして目から入る豪華絢爛な着物たちを
吸収したものですから「とにかくスゴい」の一言です!!
情報量が多すぎて、何がスゴいのかも分からなくなるほど(笑)
その中でも私が印象に残っていることを幾つかピックアップし
お伝えさせていただきますね♡
2-1.【国宝】が1番最初にお出迎え
1番最初に出迎えてくれるのが
おもてぎ しろじこあおいほうおうもようふたえおりもの
表着 白地小葵鳳凰模様二陪織物
という鎌倉時代に着用されていたとされる着物です。
鎌倉時代といえば、今から800年以上も前ですから
そんな大昔の人が着ていた着物を現代で拝見できることは
奇跡としか言いようがありませんね( ;∀;)
2-2.がっつり文字が入った着物が多数ある
個人的に衝撃だったのが、がっつり文字の入った着物が
多数展示されていたことです。
どういうことかと言いますと、

ふりそで しろぬめじわかむらさきもみじたけやらいもよう
振袖 白絖地若紫紅葉竹矢来模様
写真引用:特別展「きもの KIMONO」展示構成より

(何故にほん怖風www)
がっつり「若」と「紫」という字が入ってます( ゚Д゚)
他にもこのようにがっつり文字が入った着物が展示されており
私の脳内には《特攻服》が何故かよぎりました・・・。

2-3.「ふき」に注目して見る
歌舞伎や踊り・花嫁衣裳を除き、現在の着物で
「ふき」がついてる着物は皆無でしょう。
ちなみに「ふき」とは、以下で説明されてますので
よろしければ参考までに♪
展示品の裾をよくよく見てみると「ふき」がついた着物が
たくさんあることに気付きます。
最後の方だったかな?
5枚くらい重なった「ふき」も展示されており
珍しいなと思いました。
現代ではあまりお見掛けする機会も少ないと思いますので
是非「ふき」に注目して見てみてください(^人^)
2-4.歴史上人物の着物がスゴい
あまり歴史に詳しくない私ですが(苦笑)
その中でも印象に残った方々☟
・和宮さま(徳川家茂の奥さん)
・天璋院篤姫(徳川家定の奥さん)
・織田信長
・豊臣秀吉
・徳川家康
和宮さまに関しては、全く存じ上げない方でしたが←
この方がお召しになっていた着物の豪華さはハンパじゃありませんでした。
これは是非、実際に見ていただきたいです。
また、大河ドラマにもなった「篤姫」が着用されていた着物も
個性があってとってもステキでした。
篤姫はスズメがお好きだったようで、着物や小物にも描かれており
何だかホッコリしちゃいました(*´ω`*)
そして有名な三代将軍の着物!
織田信長 豊臣秀吉 徳川家康
特に織田信長の着物は個性が強すぎましたwww
徳川家康の着物は、随分デカイなと感じたのですが
大きい方だったのでしょうか?
2-5.昔の人の技術は凄いと言わざるを得ない
これは、すべての展示品に共通して言えることですね。
昔の人は着物を【キャンパス】と見立てていたように思います。
吉原の町を着物に描いたり、海で船が進む姿が描かれていたり・・・。
着衣としての機能だけでなく、アートのような要素もあるんですね~。
それと《絞り》と《刺繍》がふんだんに使われた着物は言葉になりません。
特に《刺繍》に関しては、凄く立体的に見える柄もあって不思議でした。
(まるでトリックアート・・・。)
個人的には「松」の刺繍と金の針金でも貼り付けたのか!?って思うほど
金糸の刺繍は圧巻でした!
また、五つ紋が入った着物も何点も展示してありましたが
あまり見ないような紋や花紋が入ったものもあったのですが
ほとんど刺繍でした( ゚Д゚)
(抜き紋になったのはいつからなんだろう・・・?)
格が下がるのが現代の認識となってます。
3.とにかく見所がいっぱい
着物が好きな方やお召しになる方はもちろん、一般の方でも
十分に楽しめるのではないかと思います(`・ω・´)
特に歴史がお好きな方なんかは、歴史上の人物が着用されていた着物を
見れるのでワクワクするかもしれません。
また、音声ガイドではIKKOさんが特別出演されているので
音声ガイドも楽しく、そして理解を深めながら閲覧できると思います。
X JAPANのYOSHIKIが展開している「YOSHIKIMONO」の展示もありますので
YOSHIKIファンの方がいれば足を運んでみてください♪
私個人的には、遊女の着物や髪飾り一式と大正・昭和時代のコーディネートが
めちゃくちゃ興奮しました(笑)

昔は花魁がファッションリーダーだったのですね!
とまあ、長くなってしまいましたが
以上が感想となります。
たまたまネットでググっていたら、きもの展の様子が
結構伺える記事を発見しましたので
直接お目にかかれない方はこちらを見てみてください♪
(この記事見てるだけでも楽しい・・・。笑)
ここまでお読みいただき、ありがとうございました(^人^)
4.おまけ(小話)
トーハク前に少しだけ時間があったので、上野駅構内の千疋屋で
お茶をしてから向かいました。

レジを打ってくださった若めの男性が

今日はイベントか何かあったのですか?
今日は「きもの展」を見に来たんですよ。


なるほど!僕、着物好きなんですよ~。
お着物、ステキですね。
( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)

と、お声がけしてくださって久々に嬉しくなりました♡
やっぱり着物っていいなぁ、と思った出来事でした!